■ こだわりを感じた日 

 生駒さんの養殖場に行った時の事。
ヤマメやマスの養殖は知っていたが、鮎の養殖を見るのは初めてだった。
デカイ体だが、やさしい顔した生駒さんが出迎えてくれた。

「こだわりを感じた・・その1」
養殖場を案内されて驚いたのは、水車がたくさん設置されていた事。海老などの養殖には酸素補給目的で設置されることを知っていたが、鮎の養殖でたくさんの水車がまわっているとはおもわなかった。
それには理由があった、生駒さんの話では、水車によって水流を起こすことにより、鮎の肥満を防いでいるとの事。
電気代もバカにならんだろうにな・・・とおもった。

「こだわりを感じた・・その2」
鮎の出荷シーズンに行った。バタバタと忙しそうに出荷する鮎の選別をされていた。出荷用に選別された鮎と大きさも同じで遜色ない鮎が別のトレーに入れられている。
「こっちのは?」と聞くと、「傷があるから出荷できない」との返事。「どこに?」「ここ」・・それはホンの小さなアザみたいなもの・・・
内心それくらいいいじゃんとおもった。

「こだわりを感じた・・その3」
それなら、旅館とか量を多く使うところに少し安く出すんでしょ!と聞いてみた。「傷物は、どんなことがあっても出してません」と即答。
後で知ったが、旅館経営してる知り合いが同じ事を交渉したが、傷物は、1匹も売ってもらえなかったらしい。肥後もっこすだな!

「恵まれた自然を感じた・・その1」
大きな川辺川がすぐ近くを流れている。でも養殖につかわれてるのは、贅沢にも湧き水!水源が養殖所のすぐ側にあり濁りのないきれいな水を絶え間なく供給してる。
「こらあ〜 真似しようにも無理だな!」すごい。

まだ食べたことのないグルメの方、生駒さんのこだわりは、こんなもんじゃないんです。鮎を育てる情熱・・鮎を語らせたら熱いです!
全国にファンの方たくさんいらっしゃると聞きました。
まだ食べたことのない方、私がお勧めします。